人の心の悲しみが分かる人間になったということは・・・
誰かが言った言葉。
「誰かひとりを悲しみから救うことができれば、私の人生は無駄ではないだろう」
あなたは、いまこの悲しみを通じて、人の悲しみがより分かる人間になりました。
もし誰かが愛する人を失ったときにはその人の気持ちがわかるでしょう。
あなたは愛する人を失ったことを貴重な体験として、ひとつ成長したのです。
ささやかなこの人生 / 風
PS:
先日、深夜に元妻から電話がありました。
泣いていました・・・・自分の判断が間違っていたんじゃないかと・・・・自分を責めています
娘は時々、コレを繰り返し見て泣くそうです
そして昨年、娘が↑の動画を思い出して書いた絵です
子供の気持ち・・・・号泣です
悲しみが深いということは愛情が深かったということです。
娘を喪った心の傷が痛くて痛くて仕方がないのでしょうか。
心の傷口から血の代わりに涙が流れ落ちているのでしょうか。
こらえようのない痛みが、私を蝕んでいるのかも知れません。
この涙は、成長するための涙でもあります。
少なくとも、私と娘は愛する人を喪った心の痛みを知りました。
人は生きている限り悲しんだり苦しんだりします。
もし、人が悲しんだり苦しんだりしなくなったら、その人の人間としての成長は止まってしまっているということです。
人は、悲しみや苦しみを通過する中で、人としての経験が積まれ、人に優しくなるための強さを身につけていくのです。
娘には、ぜひそうあって欲しいと願うばかりです。
この痛みは、やがて癒えるときが訪れ、慣れることができます・・